ここではイギリス英語の文法と主な言い回しを中心にご紹介します。
「Have got」
所有を表すとき、イギリス人は have got, アメリカ人は have を使う傾向があります。アメリカでも have got を使ってもいいですが、どちらかと言うとイギリスぽい言い回しになります。
Have you got a pen? (イギリス)
Do you have a pet? (アメリカ)
I’ve got 3 books (イギリス)
I have 3 books (アメリカ) 前置詞
前置詞の違いも見てみましょう。
I’ll see you at the weekend (イギリス)
I’ll see you on the weekend (アメリカ)
I’ll write to you (イギリス)
I’ll write you (アメリカ)
I live in Vivian road (イギリス)
I live on Vivian road (アメリカ)
This is different to me (イギリス)
This is different from me (アメリカ)
I helped her to finish her work (イギリス)
I helped her finish her work (アメリカ)
Should/would/shall/will の用法
We should be very happy if you came (イギリス)
We would be very happy if you came (アメリカ)
のようにイギリスでは should を使う傾向があります。
また、「単純未来」の”will”で主語が一人称のとき、”I shall”, “We
shall”の形で”shall”を使うことがあります。
現在完了形の違い
「I’ve already bought the book 」という現在完了で書くのは、アメリカでもイギリスでも、正しい英語です。
アメリカ英語ではしばしば「I already bought the book」のように過去形でも already を使って、現在完了と同じ意味を表現する人が多いです。
また、just や yet なども、アメリカでは過去形で用いることで現在完了と同じ意味を表すことができます。
例:I have just arrived from Osaka. (どちらでも)
I just arrive from Osaka. (アメリカ)
I haven’t understand the meaning yet. (どちらでも)
I don’t understand the meaning yet. (アメリカ)
また、
She has just got a new bag(イギリス)
She has just gotten a new bag(アメリカ)のように Got の三人称
形が違います。
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