英検2級にとえあえず合格する方法
英検2級は高校生のうち取ると何かと有利ですね。
2級合格のための、対策のしかたをまとめてみました。
英検2級で必要な単語数は高校卒業レベルで5,000-5,500語くらいになっています。
ですので語彙強化はおのずと必須になります。
2級合格のためのおすすめの単語帳は下記です。
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英検2級 でる順パス単 (旺文社英検書)
英検受験の定番書籍ですね。この本はとりあえずチェックでしょう。
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最新の入試の過去問から厳選された例文が収録されています。
まとめて覚えるのに便利な同義語欄があるのがGOOD。
クイズ感覚で語法の知識も強化できます。
とりあえず過去問を解こう!
単語を覚えたら、過去問を解いてみましょう。
2級の過去問は英検の公式サイトで確認できます。
2級の試験内容・過去問 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
もちろん書籍も販売されています。
オススメは下記です。
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リスニングを強化しよう!
英検のリスニングが「苦手」という方は多いようです。
リスンング部門攻略のコツをご紹介しましょう。
問題文のスピードが速く聞き取れない単語が多い方
この方は過去問の反復練習+音読をしましょう。
音読することで聞き取れない単語を一つ一つ無くしていけます。
聞き取れるが内容が入ってこない方
この方は過去問の文を聞いて、「書き取り」をしてみましょう。
書き取りをすることで記憶力が高まります。
過去問集は古本屋やアマゾンのマーケットプレースでも格安で手に入れられます。
出品数も多いです。
英検アプリ
iphoneをもっているなら英検の公式アプリがかなり使えます。
是非インストールしましょう。
それでは、頑張ってください!
英検の合格点
英検1級の合格点…113点中およそ75点くらい
英検準1級の合格点…99点中およそ65点くらい
英検2級の合格点…70点中およそ45点くらい
英検準2級の合格点…70点中およそ40点くらい
英検3級の合格点…65点中およそ35点くらい
英検4級の合格点…65点中およそ40点くらい
英検5級の合格点…50点中およそ30点くらい
過去の英検の合格点からの結果から予想される目安では、
以下のようになります
1次試験
英検1級、準1級は満点の7割程度、英検2~5級はおよそ6割程度になります。
2次試験…どのレベルも満点の6割程度です。
英語検定の行われ方
5級および4級は一次試験のみで合否の判定が行われます。3級〜1級では二次試験があり、一次試験が合格基準点に達した受検者は二次試験を受検することができます。その場合、一次試験の合否通知に二次試験の案内が書かれた受検票が印刷されて送られてきます。
一次試験では筆記試験とリスニングテストが行われる。5級〜2級の解答はマークシート方式で行い、準1級および1級ではマークシート方式、および英作文問題が記述式となっています。各級とも筆記試験に引き続きリスニングテストが行われます。筆記試験とリスニングテストの点数の合計が合格基準点に達した場合に一次試験合格となります。合格基準点は毎回問題の難易度によって決められます。
二次試験は試験官との個別面接方式で行われます。面接試験の内容は級によって異なります。採点内容には、アティチュード(会話の態度)もわずかながら含まれます。1級では、課題のスピーチの後にその内容やトピックについての質疑応答が行われます。二次試験の結果が合格基準点に達すれば総合合格となります。
一次試験不合格の場合は、結果通知に不合格A・B・Cのいずれかが表示されます。また二次試験が不合格であった場合には、申請により一次試験合格から1年間一次試験が免除となり、二次試験から受検することができます。
合格基準は、一次試験では、5級〜2級は正答率約60%以上、準1級および1級は約70%以上、また3級〜1級の二次試験では約60%以上となっています。
英単語の覚え方
英検の試験では単語を覚えているかどうかで合否が左右されます。それほど英検においては単語力は重要です。英検対策には英単語を覚えることは欠かせません。この記事では英単語を効率よく覚えるコツを皆さんに紹介します。
ただその前に一つ覚えておいてほしいことがあります。それは決して一度や二度見ただけで単語を確実に覚えることはできないということです。
人間の記憶は忘れるようにできています。数回単語を見ただけで覚えられる人なんてまずいません。普通の人は忘れてしまうのです。
逆に考えると覚えたものを忘れてしまうのは当たり前のことで、自分には記憶力がないから英語は向かないと言ってあきらめる必要は全くないのです。
普通の人でも何千もの単語を記憶することは十分に可能なのです。
前置きが長くなってしまいましたが、単語を覚えるコツを紹介しましょう。一言でいうと復習をするということです。
英単語を覚えるコツは復習を効率よく活用することにあるのです。しかも単語は一日に10語ずつ覚えて10日で100語覚えるよりも、毎日100語を見ていった方が10日後に覚えている量は後者のほうが多いそうです。
繰り返し見たものの方が記憶に定着するということです。しかし繰り返し見るといっても英検の勉強は単語だけではありませんし、時間も限られています。
そういったことも踏まえた上で英単語を効率よく覚える具体的な方法を紹介します。
ここでは一日に50語ずつ覚えるとします。実際にこのくらいの量であれば一日30分ぐらいですみます。
1.その日に覚える50語を一通り見て、単語と日本語での意味を確認します。(ここで覚える必要はありません)
2.単語と日本語訳を続けて声に出して、それを30回くらい繰り返します。(例えばimport を輸入する、raw 加工していない ・・・のように50語をなるべく早く言っていきます)
ここからが復習になります。
3.一時間後に、どのくらい覚えたのか確認します。単語だけ見て日本語での意味を言い確認を行います。このとき覚えていない単語があったら単語と日本語訳を声に出して10回くらい繰り返します。
4.次の日に3を行います。
5.3日後と一週間後に3を再び行います。そのあとは記憶の定着具合を考えて定期的に復習してください。
つまり最初の日はその日の分の単語を覚えて、一時間後に復習します。2日目は前日の分の復習と2日目の分の50語を覚えて、一時間後に2日目の分を復習します。それを3日目、4日目・・・と続けていきます。
このようにすれば負担も少なく10日で500語を確認することが可能です。英単語は復習すればするほど覚えることができます。逆に復習しなければ覚えることはできません。
繰り返しになりますが単語力は英検合格に絶対必要な力です。今回紹介した方法を参考にして英検合格に近づいてください。
また、英単語を覚えるためには、その英単語の歴史、すなわち英単語を生成する「接頭語」「接尾語」「造語形」について知っておく必要があります。
メルマガにも以前書きましたが、英単語は「接頭語」「接尾語」を知っておくだけで、
分からない英単語でも、ある程度「意味が推測可能」なんです。
英単語の意味を覚えずに、“英単語の意味を推測”できるんですよ。
つまり、丸暗記しなくてすむわけです。
テスト中に英単語の意味をド忘れしても、心配要らないのです。
単語帳とにらめっこして覚えていたのがバカらしくなるでしょう。